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【2011年BL系感想一覧ページ】

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2012年マイベスト小説。
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加瀬のみならず心癒されました。
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2011年マイベスト小説。このシリーズを
通して読んできて、本当に良かった。
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2011年マイベストコミック。
どうということもない日常と恋、
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この『交渉人〜』世界の住人、
ひいては世界そのものが好きです。
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2010年マイベストコミック。
『同級生』の王道がより一層
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2009年マイベストBL小説。
ワーキングの素晴らしさと
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中村 明日美子
2008年マイベストコミック。
シンプルさの中に、これぞBL!
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剛 しいら
2006年SS級作品のひとつ。
人の情を感じさせる。
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2005年のベストワン。
BLでもっとも泣いた作品かもしれません。
生と死の難しさを考えさせられます。
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ひちわ ゆか
2005年のベスト2。
コメディではないのに笑えます。
何度も読み返してしまう良作。
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羅川 真里茂
私の人生を変えた一冊。
ゲイの哀しみ・喜びを教えてくれた一冊。
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『未知との遭遇』/腰乃
『未知との遭遇』/腰乃
リブレ出版(2010/3)
【Amazon】

☆あらすじ
パンツ大好き・コレクターなリーマン・渋谷は、
先輩の本田にひょんなコトからその趣味を知られ、
精神的恥辱(笑)をあびせられる日々を過ごしていた。
しかしなんとその本田が渋谷のことを好きだと
口説いてきた! そしてその愛をささやいた口でイジメる!!
本田の小学生並の愛情表現に渋谷はキレまくり…
・今週末はたいそう寒かったですね。
 とはいえ引きこもりなので困ることと言えば
 ゲームするときに手が冷たいことぐらいでしょうか。
 さて、相変わらずゲームに時間をとられているわけですが、
 そんな中でも少しずつ読み返しているのが今日の感想本です。

・この本はたしかに「未知との遭遇」でした!
 メンズランジェリーなんて初めて知りました。
 自分は下着のラインがどうとか全然気にしたことがないので
 基本ユ○クロで買う以上の興味もなかったんですけれど、
 渋谷くんの下着マニア(フェチではない)こじらせ具合に
 本田さんと同じく若干引きつつ興味を持たされたのでした。

・興味をもって以来ちょこちょこネットで調べてるんですが
 「あ、これは普段履いてもいいな」と欲しくなるものから、
 「かわいいと言えなくもない、ただし二次元に限る(キリッ」
 「これが下着…だと…もうノーパンでいいよ」なものまで、
 どの種の需要を満たしているのかわからなくなるほど
 多種多様な下着があって下着自体が面白いです。
 (いちばん吹いたのはこちら。背後に注意!)

・しかしこの題材を使うのが凄いですね…、しかも1冊まるまる。
 それでいてただの出オチになっているわけではなく、
 小5男子レベルの攻めとそれに困らされる受けを絡めて
 話を面白くできてしまう腰乃さんに感心しました。

・変化球すぎるけれど、小5男子レベルのちょっかいや会話とか、
 色気がないように見えて揉みたくなる尻の描写とか、
 腰乃さんの作風とある意味ベストマッチしてますね。
 萌えはしなかったですが、これも面白さの一つです。

・あ、嘘です、一瞬萌えました。
 好きな子はいじめる系の攻めが初挿入時に余裕がなくて、
 BLの攻めにあるまじき早漏のシーンに萌えました。
 そんなところもこの攻めらしさが出ていて、
 うーん男子を描くのがうまいなあと感じました。

・惜しむらくは掲載期間が長かった(4年間!)だけあって、
 絵が安定していないところがちらほらと……。
 苦手な方向へ向かっているわけではないので問題はないんですが、
 各話の当初に多少の違和感を覚えたりもしました。

・これが成立するBLの懐の深さに感謝しつつ、
 下着&アホな男子の話を読みたいときにオススメです。
 あなたも読み終わったら「メンズ ランジェリー」で検索しているはず!
| [BL・コミック]その他の作家・混合 | 21:51 | - | - |
『僕の先輩 〜部屋とYシャツとおめーと俺〜』/羽生山へび子
『僕の先輩 〜部屋とYシャツとおめーと俺〜』
羽生山へび子
大洋図書 (2011/7/2)
【Amazon】

学校中から恐れられていた先輩、
二宮三郎のハートを狩りとった
愛のハゲタカこと飴宮はじめ。
ラブラブな毎日が続くかと思いきや、
はじめは受験生に、三郎は学校を卒業し社会人になって、
ゆっくり愛を育む時間が無い!?
楽しいことも、切ないときも、愛おしい日々も、一緒にいるから
幸せだって思えるんだ――僕の先輩待望の続編、登場!
・ポケモンが順調に2週間で200時間を越えました、こんばんは。
 すれ違いしている時間を除けば半分くらいだと思うんですけどね…。
 とりあえず殿堂入りはしたので残りはやりこみだけとなり、
 落ち着いたので読書に3割ぐらい戻ってきました。

・で、久しぶりに小説を読んだんですが疲れてしまいました。
 あまり好みでなかったのが問題だったのかわかりませんが、
 コミックの軽いのがいいなーと、出るとは思っていなかった
 『僕の先輩』の続編を読んでみました。
 ……うん、好みでなかったのが問題だったみたい。

・相変わらずすごい書き込みの量のギャグが冴えています。
 たとえば、登場回数が増えたはじめの両親。
母親に怒られまくった後のはじめを見て父曰く
「どうしたはじめ?かわいたあんぱんみたいになって」

ベッドの上で悶えているはじめに母曰く
「なにそれいもむしごっこ?」
 間違いなくこの2人の子だよね、はじめは!と納得するセリフです。

・いちいち取り上げているとキリがないのでやめますが、
 隅から隅まで読みつくし、5ページに1回は笑いました。
 特にはじめはもう顔見ただけで笑ってしまいます。
 笑いのツボは本当に人それぞれ、だからこそ、
 こんなにぴったり来ると幸せです。

・ストーリーは前作同様あまり派手ではありません。
 前作の終わりで一応は恋人同士になったため、
 はじめの両親と三郎の顔合わせなどの続き物らしい
 イベントがありますが、テイストは変わっていません。

・あ、それはマンネリという意味ではなく、
 ノスタルジックな昭和のかおりが漂う絵柄から、
 キャラの感情がすっと心の中に入ってくるという
 芯の部分が変わっていないという褒め言葉です。
 そう、まるでタイトルの元ネタの曲のような雰囲気です。
 (あれも平成の曲だけど昭和のかおり漂ういい曲ですよね。)
 ギャグとシリアス(でも笑える)の比率がいいんでしょうか、
 笑って少し涙ぐんで、元気になれたような気がします。

・リハビリ感想なのでとりあえずこのへんで。
 前作を読んだ方はもちろん、前作未読の方に
 合わせてオススメしたい1冊です。
| [BL・コミック]その他の作家・混合 | 22:23 | - | - |
『死生獄門』/琥狗ハヤテ
『死生獄門』/琥狗ハヤテ
海王社 (2012/6/8)
【Amazon】

死者の魂を冥府へと迎え入れる扉―
その名は「死生獄門」。
門の表と裏には、番人がひとりずつ。
黒の牛頭と白の馬頭。

相見えることができるのは、門が開くごくわずかな時間のみ。
互いに想い合いながらも、決して触れることは許されないふたり。
近くて…何よりも遠い。その想いの行きつく先は――
・ようやく風邪が治った今日は、本の整理をしました。
 読了本はもちろん、積読本のうち、今の自分にとって
 読みたいと思えない本もドナることにしました。
 体調が悪いと自分が死ぬときのことを考えちゃうのですが、
 そんなときに、ふと、趣味は楽しいことを第一にすべきで、
 今の自分にとって読みたいと思わない=楽しくないものを
 強迫観念的に積んでおくほうがもったいなく思えてきて…。
 自分でも極端だなぁと思いますが、すっきりしました。 
 次回の積読状況が楽しみです。(ドナる冊数は把握していない)

・さて、今日は初の琥狗作品の感想です。
 1回ぐらい書いてると思ってたけど書いてなかったのね…。
 この方の本領は、ファンタジーものにあると思います。
 どちらかというと、がっつりファンタジーというより、
 いつかのどこかの精霊や八百万の神さまといった、
 昔話のような作品の雰囲気がとてもいいです。

・このコミックに収録されている作品で言うと、
 表題作の『死生獄門』と『フェーン』でしょうか。

・『死生獄門』は、たいてい耳にしたことがある、
 冥府の番人・牛頭馬頭の話なのですが、
 私の知識では、この2人は、死人の魂を地獄の入り口へ
 導いたり、閻魔様の部下といった程度だと思ってました。
 そこに陰陽の要素が加わることで、こんなに美味しくて、
 「もののあはれ」を感じさせる短編になるんですもの!
 永劫にこの狂おしくて愛おしい関係が巡るのかと
 思いますとね……じんわりとした余韻が残ります。

・『フェーン』も同じく、耳なじみのある「フェーン現象」を
 題材にした擬人化(どちらかというと精霊っぽい?)もの。
 現象としては、
山肌にあたったのちに山を越え、暖かくて乾いた
下降気流となった風によってその付近の気温が
上がる現象のこと。(by Wikipedia)
 っつーだけなんですけれど、ここから、
 日本の山×ユーラシアの風という関係を導くとは!
 「そういうのもあるのか!」と擬人化の奥深さを学びつつ、
 情緒に訴えるような設定を堪能したのでした。

・あ、他の収録作品も、油の乗り切ったオヤジたちが
 とても可愛く、全体でも満足した短編集でした。
 来月もリブレから1冊出るとのことで、楽しみです。
| [BL・コミック]その他の作家・混合 | 22:32 | - | - |
『コンビニくん。』/ぢゅん子
『コンビニくん。』/ぢゅん子
徳間書店 (2011/11/25)
【Amazon】

☆あらすじ
ある事件をきっかけに、中学から
ひきこもり&ニートの二重苦生活を
送っていた遠藤央。こんなんじゃダメだ!と
自らを奮起して、コンビニのアルバイトを開始!
でもそこにはソリが合わないタメの同僚・山井幸平が…
デカイ図体にデカイ態度のいわゆる「お山の大将」。
そんな山井が苦手だったはずなのに……?
・昨夜から今日にかけてひとりマンガまつりです。
 マンガ喫茶に行っては読みたいマンガが増え、
 どんどん世界が広がっていくのは幸せなのですが、
 色々違う話を読むのは1日10冊が限界ですね……。
 今日は処理能力オーバーしてがっつり昼寝しました。

・さて、今日の感想本、大当たりでした。
 初読み作家さんでアタリってすごいな嬉しいなー!と
 思っていたら、以前に「キミノート」という作品を
 読んでいたようです。(Amazonさんが教えてくれました)
 全然記憶にないんだけど……そのときは、どうして
 引っかからなかったんでしょうね?自分でもフシギです。

・まあ、今回も最初はアタリとは思ってなかったんですよね。
 受けがひきこもり&ニートって時点で
 「けしからん!私もしたい!」と思ったり、
 高校生ものが遠い世界になりつつあったり…という理由で。

・しかし、山井が「ヤンキーが猫を拾う」という
 べったべたなテンプレをかましてくれたのに笑い、
 央が山井を好きになってるのがバレバレなところに
 ニヤニヤして、山井のかっこよさに惚れ惚れしていたら、
 いつの間にやらどっぷりハマっておりました。

・何がいいって、とにかく表情なのよね。
 上述しましたが央が山井を好きになってるときや、
 三白眼気味な山井がそれをくすぐったく感じてるときの
 表情がすごく雄弁にしてかわいいんですのよ。

・それに、山井がいちいちかっこいいんですよね。
 作中で昭和かよ!と言われる行動も、言葉も、
 ストレートで真っ当です。…いいじゃない昭和!
 (これは昭和生まれの僻みでしょうか。)
 これならオバちゃん(オジさん?)、高校生ものまだいけるわー。

・最初ひっかかっていたひきこもり&ニート設定も、
 原因となった奴らを「殺れ!山井、殺っちまいな!」と
 思うくらい傷つくことだったので問題なくなりました。
 (山井がそこもちゃんとフォローアップしますしね!)
 自分が中学生でこんなことされたら心が折れるわ。


・1つだけ贅沢を言うと、他の収録作は別の読み切りではなく、
 コンビニの先輩・ハルさんの話を、
 1話でもいいから入れてほしかったな……。
 話の素地があったなら、一緒に読みたかった!

・他作品もこれからぜひ読んでいきたいと思います。
 オススメです。
| [BL・コミック]その他の作家・混合 | 21:53 | - | - |
『ナカさんのながれ』/basso
『ナカさんのながれ』/basso
茜新社 (2012/3/24)
【Amazon】

☆あらすじ
健康を気にするお年頃のラーメン屋の
店長・ナカさんと、お客さんで
恋人のマツシン君とふたりを
取り巻く人たちの、すばらしき日常。
このほか、髪を気にする矢田さんの『くろぐろ』を同時収録した、
ふたつのシリーズ作品集。
・今日も7時起床、朝からガガーッと積読消化に
 勤しんだのですが、すごい睡魔が襲ってきて、
 午後はうつらうつらしてしまいました。
 健康生活っていうより年寄り生活……?

・さて、久しぶりのbassoさんの新刊は、オヤジ!

 ハァ 熱さもねぇ 派手さもねぇ
 エロさもそんなに入ってねぇ

 とIKZOに歌ってもらいたいくらい、地味なオヤジものです。
 オヤジを通り越して「中高年BL」と私は呼びたい!
 
・しかしなんでこんなにハイテンションかというと、
 面白かったからですよ!おっさんどもが可愛い!
 ラーメン屋の店長だけあってラーメン好きだけど
 血液ドロドロに驚いて○汁(こう書くといかがわしい?)や
 黒ウー○ン茶を常時飲んでいたり (ナカさんシリーズ)、
 白髪染めへのこだわりや趣味への関わり方 (くろぐろシリーズ) など、
 絶妙にリアリティのあるところが凄くいいです。

・BL特有のドラマティックでファンタジーな要素は
 ほぼ無いものの、上記のリアリティがあることで、
 すぐそこに彼らが居るような日常性が感じられるんですよね。
 
・けれど、非日常=恋愛感情はさらりと描かれている。
 この比重がたまらなく好きです。
 ひとり上手な男やもめが、ひとを迎えたときに
 ケーキ皿もフォークもないのを気にしたり、
 さらりと殺し文句を言ったり……。
 感想書きながら思い出してはニヤニヤしている私が
 気持ち悪くてしょうがありませんが、萌える!

・「エロさもそんなに入ってねぇ」と前述しましたが、
 色気はあるんです。35ページのナカさんの、
 「運動運動 疲れたときこそってな」って
 セリフはズキュンとくる色気があります。
 これは若者には出せない、いやらしさでしょう。

・ナカさんシリーズの番外・「屋台タツ」も
 全然ラブが注入されていないですが、
 ラーメン屋のあんちゃんとお客という関係を
 これからはみ出しそうなゆるさがまた良し。
 続きが読みたい……。

・「ちょっと贅沢なラーメン」ぐらいの日常性と
 非日常性があるこの作品、病み付きになりそうです。

p.s.
なんで男性は、あんなに〆にラーメンを食べたがるんでしょうね?
私男だけどわかんない。(ラーメン自体そんなに好きでもないし)
| [BL・コミック]その他の作家・混合 | 21:22 | - | - |
『変わる世界』/館野とお子
『変わる世界』/館野とお子
フロンティアワークス (2010/4/22)
【Amazon】

☆あらすじ
剣道部の百瀬は、先輩・皆川に憧れていた。
皆川の友人・池田はそんな百瀬に
「気持ちを知っている」と、皆川と付き合っている
事実を見せ付ける。一方、皆川の同級・藤吉は、
皆川と池田のキスを偶然目撃して以来、親友の山下になぜか動揺してしまう。
剣道部の顧問、泉先生には気になる生徒・斉藤がいて…。
・ワーストを除くと、今年1本目の感想です。
 間が開きすぎてちゃんと書けるか怖いですけど、
 継続することが明日へのレッスン……!

・と、ガラスの仮面48巻が出るのに乗っかってガラかめ風に
 書き出したところで、じんわりきたこの作品です。

・BL読んで久しぶりに混乱した作品でもありました。
 あらすじから読むに「百瀬は略奪愛の主人公なのだな」と
 勝手に想像していた(そう思いませんでした?)のですが、
 最後まで略奪せず、「え?」と自然と呟いてしまいました。

・BLに限らないですけれど、恋愛ものって一般的には
 カップルのどちらかの目線なのに、カップルの片方に
 恋する当て馬の目線で描かれているのに混乱して
 しまったというか、「やられた!」と思ったのでした。
 特にBLの1話目でこの描き方は珍しい……気がします。

・でも、それが面白い。
 当て馬ってよほど個性的で好ましいキャラでないと、
 その人の心情なんてどうでもよく感じるのですが、
 百瀬の目線を通すことでどれだけ皆川のことが好きなのか、
 そしてその皆川がどれだけ池田のことを想っているのかが
 よくわかるのですよね。(あとに収録されている皆川目線の
 話への感情の入りこみ方がすごくスムーズになります。)

・でもって、付き合っている人がいるとわかってからも
 ちょっとちょっかい出してみては可愛いところを
 確認してみたくなったり、ブラフしては断られたり、
 ううーん、付き合ってる人がいる人を好きになる、
 ってこういうことだよなあ、とやるせなくなり、
 見事に術中にはまった気がいたします。

・当て馬の百瀬に相談したりからかわれたりして
 軽くキャッキャしてても、皆川がビッチに見えないのが
 凄い……皆川が女性だったら少しモヤッときそう。
 男同士で先輩後輩=恋愛の軸だけじゃないからなのかなあ。

・館野さんの作品は、そう多く読んでいるわけでは
 ないのですが、どれもこれも王道からは
 絶妙なズレ方をしているように思います。
 王道は王道でいいのですが、2人は幸せになりました、
 めでたしめでたし、が読みたくない気分の時もあり、
 そういうときに最適かと。

・あ、皆川目線の話、藤吉と山下、泉と斉藤の話もイイですよ!
 百瀬の話が好きなのでまるで付け足しのようですが(笑)、
 刻々と変わってゆく彼らの話、トータルで面白かったです。
| [BL・コミック]その他の作家・混合 | 21:04 | - | - |
『ダメBL』/アンソロジー
『ダメBL』/アンソロジー
ブックマン社 (2011/11/25)
【Amazon】

☆あらすじ
ダメBLとは、なんらかの理由で「ダメ出し」を
されて発表できなかったBL作品のこと。
本書は、twitterでの作家さんたちの
「こんなBLは変かもしれないけど、私は好きだし描きたい」
というつぶやきをきっかけに生まれました。
収録されているのは、作家さんがダメ出しをされても
「それでも描きたい!」とあたためてきた作品ばかり。
今まで読んだことのない「ダメBL」、ご堪能いただけたらうれしいです。
・Twitter界隈は局地的&僅少な時間しか覗いていないので、
 どう盛り上がったんだか乳首の先ほども知りませんが、
 作家と読み手が企画の元になった、という経緯が面白いですね。
 
・しかし、それが個人的に出した「同人誌」「合同誌」と
 どう違うんだろうか……設定にダメ出しは出さずに、
 表現をブラッシュアップする編集がいても「ダメBL」なのか、
 などと小一時間悩んだクリスマスでした。

・で、内容はどうかというと…ありです。
 何がダメなんだかわかりません。
 万人受けはしない設定かと思える設定もありますが、
 自分としてNGって設定はないように思います。
 私が許容範囲広いってことかもしれませんが、
 10年前ならいざ知らず、オヤジ受けや擬人化や、
 ビッチ受けまでBLの範囲が広がっている今なら、
 この作品集にそそられる人も多いんじゃないでしょうか。

・雲田はるこさん、えすとえむさん、岡田屋鉄蔵さん、
 モチメ子さん、桃山なおこさんとか私にはかなり面白かった。
 若干の女体化・ムエタイ・外国人・ロードレース・
 著者の他作品とのギャップ、そんなの問題ない!
 面白くない作品のほうが個人的には問題だい!

・萌える萌えないじゃなくて、面白い面白くないの
 尺度で言ったら、商業のアンソロより当たりの確率が
 多いのではないか、とも思うくらいです。

・商業アンソロも無理やり設定をひねるんじゃなくて、
 面白ければなんでもありのほうが面白かったりして…なんて。
 非常に個人的な感触では、麗人やonBLUEなどが
 そんな印象を受けます。そして買い続けております。

・どんな設定でも好きな作家さんが描くなら、
 少なくとも私は読みたいですけど…そのような
 考え方をする人は少ないのかなあ。
 まあ、それだとまず面白い作家が集まらないと
 やっていけない&超絶高い編集能力が必要でしょうから、
 テーマは必要になりますよね……うーむ、難しい。

・個々の感想はすっ飛ばしましたが、楽しめる人は
 楽しめるでしょう。このアンソロのタイトルに
 惹かれる人ならば、ましていわんや。
 出版社のNGコードに思いを馳せた1冊でした。
| [BL・コミック]その他の作家・混合 | 22:40 | - | - |
『運がいいとか悪いとか』/館野とお子
『運がいいとか悪いとか』/館野とお子
フロンティアワークス(2011/6)
【Amazon】


☆あらすじ
上司の国富を密かに想う岡田は、
告げられない気持ちを妄想の中で
消化する日々を送っていたが、ある日、
岡田は他部署の加賀谷に国富への想いを見抜かれてしまう。
「男とやったことないの?」と加賀谷は岡田を誘い、
上司の代わりにすればいいと突然キスしてきて…。
現実の感覚に触れて、抑えていた願望を引きずり出された岡田は──
・昨日更新しようと思ったんですが、つきあいでどうしても
 出なくてはいけない(軽めの)パーティに参加し、
 雰囲気的にまずい酒を飲んだのでくさくさしてやめました。
 2杯飲んだのにちっとも酔わなかった。雰囲気って大切。

・で、今日の感想本は↑に反して雰囲気が気に入った1冊です。
 ノンケへの想いを秘めているわりに淡々としていて、
 ノンケなのに「愛している」となぜか確信に
 満ち満ちている攻め様は登場せず、
 一途で耐えまくるような健気受けも存在しません。

・上司を想っていたとしても他の男と寝れた、けれど、
 気持ちは動かないし結局よくわからない……と
 揺らいだ雰囲気で進みます。

・でもその揺らぎのなかに、ああ、ここで少し
 気持ちが動いたんだ、と分かるような描写があって、
 それはごく短いモノローグやセリフの応酬なんですが、
 研ぎ澄まされていて凄く伝わってくるのです。

・私がお気に入りなシーンは、国富と岡田の以下のやりとり。
国富:「嫁もらうんならお前みたいのがいいわ 俺」
岡田:「いいですね それ」
 いやいや岡田君、全然「いいですね」って顔じゃないから!
 背景真っ黒で言う言葉じゃないから!
 気の利く岡田に感心した国富の調子のいい言葉に、
 めっちゃえぐられてるのがひしひしと伝わります。
 そりゃそうだ、「嫁はお前みたいなのがいい」と
 「嫁はお前がいい」は全然違うもの。

・想う相手とセックスする相手とがはっきりと違うので、
 それがダメだと厳しいかもしれませんが、
 三人の感情はなんなのか?が次第に明らかなってくると、
 不均衡な関係の本質が見えてくるのが面白かったです。

・うーん、ちょっと具体的に書けないんですよね…。
 結末をパッと書くのは簡単なのですが、それまでの
 揺らぎを見ていないと「なんで?」となりかねないですし。
 表には「好き」という言葉で現れてくる感情が、
 どんな風な「好き」なのかを己で類推するのが、
 一番楽しいんじゃないかなあ、と思う今日この頃です。

・書けないんだったら書かなきゃいいんですが、
 それでも書きたいくらい面白かったです。
 他の作品も読んでみよう……オススメです。
| [BL・コミック]その他の作家・混合 | 23:43 | - | - |
『SMOKER』/井上佐藤
『SMOKER』/井上佐藤
竹書房(2011/8)
【Amazon】

☆あらすじ
機工課勤務の岡部は自身の執着心が
災いした過去のつらい恋愛経験から
人の顔と名前を覚える事が極端に
苦手になってしまったゲイ。
ある日、営業部の喫煙所が工事の為に使用できず、
営業・総務の面々が機工課の喫煙所に集まっていた。
好みのスーツ姿の男達が群がる光景を好ましく眺めていた岡部は、
なぜか突然、バーで出会った一夜限りの相手を思い出し…!?
煙草に纏わる大人の男達の恋愛模様を描いたオムニバス作品集。
猫が取り持つ不思議なラブストーリー「麗しのメインクーン」も収録!
・三次元では、タバコも電車の中でなぜかよってくる
 タバコくさいオヤジも大嫌いですが、
 絵なら副流煙もにおいも無いから許せます。
 嗜好品は酒とBLで十分でございます。
 (BLは読書という名の麻薬だと思う…)

・というタバコへのスタンスを書いたところで、
 タバコにまつわるリーマンオムニバスです。
 麗人本誌ですでに幾話かは読んでいたので
 購入予定でおすすめしましたが、まとめて読んで、
 改めておすすめです。井上さんが大好きです。

・職場のスモーカー曰く「喫煙所での会話は馬鹿にできない」。
 喫煙所での雑談は、スモーカー同士の親交を深める
 リラックスタイムらしいですが(定時外で吸え、
 その分早く仕事しろ、とリアルでの私は思いますが)、
 そんな雰囲気をリアルに描き出されています。
 人物関係も、1話を除いては、自然と会社で
 形成される付き合いから発展するのがとても良いです。

・男しか登場しないせいもありますが、
 男子校の雰囲気をそのまま大人にしたような、
 男子だけの空間を覗き見している気分です。
 この空間は腐にとって永遠の聖域です。(男だけどさ)

・もちろん喫煙所だけで話が進むわけではなく、
 主にスマートでエロティック、そのなかに
 純な気持ちが見え隠れする恋愛が描かれます。
 (まあ、私が好きなのはオヤジ(上司)×新人の
 ホープCPなのでそうスマートでもないんですが)

・井上さんのエロティックさは私の好みすぎて
 なんとも言えないんですが、タバコをくわえる、
 吸う、味わう、吐く。という行為自体がエロティックです。
 食べるシーンがいやに生々しくうつるときがありますが、
 それと同じ感覚なのかもしれません。
 嗜好品なのがより一層享楽的に見えるのかも。
 体つきがガチっぽいのも好みなんだけどね!(笑)

・どれも30ページ前後なので少し物足りないですが、
 濃厚なのでこの程度でちょうどいいのかもしれません。
 「麗しのメインクーン」は私の好みではSMOKERシリーズに
 比べてさほど好みではありませんが、
 それでもじわっと来る井上節です。
 (カバー下の擬人化は言うことなく面白い)

・今年のベスト10入り候補です、迷うことなくオススメです。
| [BL・コミック]その他の作家・混合 | 22:06 | - | - |
『equus』/えすとえむ
今日はお仕事の方も比較的多くいたと思いますが、
私は引き続き連休中です。と言っても、
足がまだ痛くて外出できていません。

足の腫れはだいぶ引いたんですが、引いたら引いたで
次はアキレス腱も痛いことに気づきました。
今までは腫れの痛みと渾然となっていたので
分からなかったのですが、この痛みのほうが
長引きそうです。調べたものの結局アキレス腱は
とりあえずは安静にするしかなさそうですし、
もしかしたら休み明けまでこんな調子かしら。

まあ、かえって休みの間で助かったというか、
平日だったら仕事に支障が出るところでした。
よかった…けどよく考えたら、大型連休に
入るからこそ飲みに行っちゃって、
そのせいでやらかしちゃったわけだから…うーん。

仮想していてもしょうがないですね、
仮想は本の中で楽しむことにしましょう。

というわけで、今日の感想はファンタジー、
えすとえむさんのケンタウロス本です。
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