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【2011年BL系感想一覧ページ】

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東京心中 上 (EDGE COMIX)
東京心中 上 (EDGE COMIX) (JUGEMレビュー »)
トウテムポール
2013年マイベストコミック。
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交渉人は休めない~榎田尤利100冊記念特別版~ (SHYノベルス310)
交渉人は休めない~榎田尤利100冊記念特別版~ (SHYノベルス310) (JUGEMレビュー »)
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空と原 (EDGE COMIX)
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2012年マイベストコミック。
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交渉人は愛される (SHYノベルス)
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2011年マイベストコミック。
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榎田 尤利
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卒業生-春- (EDGE COMIX)
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放水開始! ?許可証をください !6 ? (二見シャレード文庫 う) (JUGEMレビュー »)
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もう別格と言ってよい2009年の
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今宵、雲の上のキッチンで (B-BOY NOVELS) (JUGEMレビュー »)
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私の人生を変えた一冊。
ゲイの哀しみ・喜びを教えてくれた一冊。
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『声を聴かせて』/有田万里(館野とお子)
うわあ、びっくらこきました。
昨日は早く帰れたのですが、9時ごろ急に眠くなったので
ちょっと横になったらいつのまにか朝6時に目が覚めました。
休みの日でもないのに8時間以上寝たことに…。
そんなに疲れてるわけでもないのになんでだろう。
キングクリムゾンの使い手がいたという結論でいいかしら?

そういえばごく最近、Twitterをまた見始めたんですが、
非実在青少年(何度書いてもばかばかしい)問題の
情報が回るスピードが格段に速いですね!
で、「結論を先送りにする見通し」らしいけれど、
突然決まることだってある、みたいな、
つまりいまだに予断を許さない状況のようです。

なんだかな……理解が浅いのは重々承知だけれど、
それでも直接なにもできないのが悲しいな。
まあ、せめて、こんな風にして自分の中で
風化させないように努力しようっと。

さてさて、話が重くなりましたが、今日の感想です。
ひらたく言うと聴覚障害者(とりあえずこの表記で)ものでした。
苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、
真剣な作品でした。以下、感想です。


表紙画像なし
『声を聴かせて』/有田万里
二見書房 (1998/05)
【Amazon】

☆あらすじ
スランプに悩む大学バレーボール選手、邦彦を変えたのは、
ひとりの聴覚障害の少年、幸也との出会いだった…。
幸也の純粋な心と豊かな感受性に触れ、さらに思いもよらない
アドバイスを受けて、邦彦は今まで見失っていた“何か”を
見いだすことができた。愛しい想いが次第にふくらんでゆく日々。
そんな折、幸也の目の前で邦彦が事故に…。

*   *   *   *   *   *

ご本人があとがきで言っているとおり、
どちらかといえば地味めな話です。(特に本編は)

この前誰かのエッセイ(森博嗣かな?)で、
泣ける話は簡単、なぜならわかりやすく安易だから、
と書いてあったように思います。同じように、
非常に不謹慎な話ですが、「聴覚障害者」を
主人公にしてドラマチックでお涙頂戴の話を書くのは、
たぶん、真剣に向き合うよりずっと簡単なのだと思います。

しかしこの作品は真剣勝負を避けていません。
「愛の奇蹟で耳が!」なんてことはもちろん無く、
聴覚障害者の家族の苦悩もあれば、
健聴者からの陰湿な対応もありますし、
障害者同士でのいさかいもあります。

スポットを当てた華やかな特別の世界でもなく、
かといって闇を排除した光の御伽噺の世界でもない。
「可哀想な悲劇のヒロイン」じゃなくて、彼らにとっての
日常の苦悩を描いているのだと思います。
…やばい、ちょっと感動した。
これがBLの世界で描かれているだなんて。

前にも書いたことはありますが、今まであまり
耳の遠くなった老人以外の、耳が聞こえないひとと
接したことはなかったですし、これからも今の生活を
続けていればあまり接しないかもしれません。
だから、恥ずかしいことに、無意識のうちに、
特別なものとして認識していた部分があって、
その認識に突っ込まれたような気分になりました。

ヘテロではないことが特別なんかじゃないように、
健聴者ではないことが特別なことではない。
指で語れる共通言語をもつ、という言い方が
すごく気に入ったので、そういう認識で居たいなあ。


さて…、違うということは認識しつつも、ちゃんと相手を
尊重する攻めの態度や、障害者でも、いや障害者だからこそ
前向きに挑戦する受けも読んでいて気持ちがよかったです。
庇護される可哀想な存在扱いじゃなくてほんとよかった…。
そんな二人の心の交流は心を打つものがありました。
やー、やっぱりいいな、この作家さん。


本編のド地味な印象とは違い、続編はアメリカが
舞台となりまして、広がりがありますが、
同時に心情的に痛ましい事件も起こり、重みが増します。

なんだかだいぶ印象が異なって、テーマに走りすぎの
感触は否めませんが、ありきたりな続編でなく、
末広がりで俺たちの未来はこれからだ!みたいな
余韻が残るのはよかったです。(打ち切りじゃないよ)

あとがきは少々暑苦しいですけれど、
こういうエネルギーがあるからこそ、
こういう作品ができるんだろうな……。

規制がかかったらこれもダメになるんでしょうかね。
と思いながら読んだ一冊でした。
また違う作品も読んでみようっと…。
| [BL・小説]その他の作家・混合 | 23:58 | - | - |
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