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【2011年BL系感想一覧ページ】

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東京心中 上 (EDGE COMIX)
東京心中 上 (EDGE COMIX) (JUGEMレビュー »)
トウテムポール
2013年マイベストコミック。
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ひたむきな若人が支えています。
交渉人は休めない~榎田尤利100冊記念特別版~ (SHYノベルス310)
交渉人は休めない~榎田尤利100冊記念特別版~ (SHYノベルス310) (JUGEMレビュー »)
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中村 明日美子
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榎田 尤利
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2011年マイベストコミック。
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シリーズ3冊で2010年マイベスト小説。
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卒業生-春- (EDGE COMIX)
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2010年マイベストコミック。
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『サンタモニカ・ボーイズタウン』(上・下)/有田万里(栗山アニー)
昨日は午前を回ってから帰宅、本日は電車が遅延。
連休明けの本格的なウィークデーにこれは
きっついなあ、と憂鬱になっていたのですが、
1つの光景を見るだけで、気分が浮上しました。

【制服が全員異なっている男子高校生3人】

ちょっ!中学生のときの同級生で一緒に登校か?
でもそういうのって普通4月頭ぐらいですよね?
それってよっぽど仲良しってことですかァー!?

真ん中の子は、黒の学ランだからH校(近隣地域で学力低め)だと
思うけど、隣のメガネの子のブレザーは、
市内ならかなりランクの高めな学校のはず……
何なの、あの3人をつなぐものは!
(路線の上り下りと制服でだいたいわかっちゃうのよね。
昔、先生が「制服は学校の看板を背負って歩いている
ようなものだ」と言っていたけれど今になってわかる)

などと最適解を求めていたら、満員遅延電車もラクチンでした。
明日もまた同じ時間にいたりしないかな…。
途中から1人減ったりして…そこにはドラマが…(妄想中)
明日からの通勤も頑張れそうな気がします。

さて、前置きが長くなりましたが、全然関係なく、
遠くロサンゼルスを舞台にした作品の感想です。
(Yさん、貸して下さりありがとうございました!)



『サンタモニカ・ボーイズタウン』(上・下)/有田万里
画像なし
二見シャレード文庫(2000/1)
【Amazon】→ 

☆あらすじ(上)
家出した名優の息子はサンタモニカ通りのコール・ボーイに姿を変えていた。
破格の報酬を条件に、少年の捜索を依頼された売れないエキストラ俳優、
チャドは、少年の周辺に近づくにつれ、まだ見ぬ少年、
アダム(芸名スワン)への想いをつのらせていく。
そして、同時に悪の世界に踏み込んでしまったスワンは…。
裏社会に躍動するL.A.の男娼たちとそこに巣くう犯罪の影。

*   *   *   *   *   *

ボーイズタウン……どこかで聞いたことある響きだなあ、
と気になって検索したら、"Boys Town Gang" でした。
若い人はご存じない方が多いと思いますが、
あの有名な『君の瞳に恋してる』の元となった
『Can't Take My Eyes Off You』を歌ったグループです。
(私は親の影響で知ってた)

曲名は知らなくても、サビは知ってる人がかなり多いのでは?



作品は、こんなバブリーな感じの内容ではなくて、
ボーイズタウン=男娼の世界を描いた物語です。

いやはや、あとがきにも書かれていましたけれど、
キャピキャピ高校生ものがいまよりも
ずっと多かっただろう10年前に、
よくこんな硬な作品を出版されたものです。
(今は売れる作品を狙うから余計無理かも…)


家族と離れて自由を手に入れる代わりに、
劣悪な環境で身体を売り、その日暮らしを
せざるを得ない少年たちと、彼らとドラッグを
日々の糧に変える腐りきった大人たち。
部外者であるスワンとチャドを通して、
上記のどうにもならない現実が描かれています。

スワンも、性的虐待、強姦、薬などの、
一通りの痛い目にあう結果となっているばかりか、
血縁関係のややこしい憎悪なども描かれており、
全体的にはとても重い作品です。

だからこそ、「これが書きたい!」というパワーが
漲っており、ページをめくる手をとめさせません。
やっぱり、この人は題材に真正面から勝負しています。
嫌なやつ(もの)ほど血が通っていて、凄く憤慨します(笑)

上下で600ページぐらいで、BLにしては改行も少ないので、
かなりの量があるんですが、一両日で読み終わってしまいました。
BLだけどBL以外の部分がみっちりしている話、好きです。


しかし、そんな暗めで重い作品ですが、同時に、
たくさんの愛情も複雑に交差しています。

生まれたことを神に感謝するような愛もあれば、
ここにいるだけでいい、と思える愛もあれば、
目を離せないでただ見つめ合うような愛もあります。

『Can't Take My Eyes Off You』へのオマージュか?
と思うようなシーンもあり、愛さずにはいられない、
といった少年たちの早熟な恋が、全体が暗いぶん、
スポットを当てたようにきれいに浮かぶのです。

残念ながら、複雑に愛情が交差するため、
スワンが女装少年を抱いたり、演技中とはいえ、
チャドが他人をだますような行動に出てしまうので、
こういうのが苦手な方は注意が必要です。

あ、そうそう、このチャドという男、俳優として
恋をしているうちに、仮面の下の自分もいつのまにか
スワンに恋していた、という剛しいらさんの
俳優キャラを髣髴とさせるような性格でした。
単純でお人よしで、でも芝居への情熱は人一倍と、
人生斜めになっていたスワンにはぴったりです。
書き下ろしではなんだかんだでラブラブでしたしね…。

というわけで、BLらしからぬクライムノベルスBLを
読みたいときには、どうぞ。
| [BL・小説]その他の作家・混合 | 00:26 | - | - |
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