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【2011年BL系感想一覧ページ】

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『WELL』/木原音瀬(藤田貴美)
夏休みも今日で終わりか…。
本当にあっという間でした、今年は。

ただゴロゴロ(マンガ喫茶は行ったが)してるだけだと、
アクティブになれない自分に何か嫌気がしてきます。
しかもメインで読んだマンガ(トッキュー!!)が
萌える…じゃなくて燃える漢ばっかりだったので
我が身を振り返って鬱になってみたり。

……あ、これ鬱プレイの一環なので気にしないで下さい。

さて、鬱プレイの続きということで、もう鉄板と
言われている『WELL』を読んでみました。
ぬおお……まさにこれこそ鬱な話でした。
以下、感想です。



『WELL』/木原音瀬
蒼竜社 (2007/2/21)
(3年以上も積んでたのか…)
【Amazon】


☆あらすじ
ある日すべての建物が突然崩壊し、多くの人間や動物が死んだ。
地上は灼熱の太陽と白い砂漠だけになった。
地下にいて助かった幼馴染みの亮介としのぶは、
食べ物がなく、酷い空腹に苦しんでいた。
このままでは餓えて死んでしまうと焦る亮介に、
「亮ちゃんが一緒ならいい」と言うしのぶ。
亮介は苛立つが怪我をした身では動けなくて……

*   *   *   *   *   *   *

「鬱々とするBL」というものを選ぶとしたら、
私は間違いなくこの話を推します。

「なぜそうなったのか」「これからどうなるのか」の
説明は上記のあらすじ以上にはまったくなく、
逆に、救いがまったくない極限状態での生活と
心理に関してはイヤというほど描かれています。

理由もなく女性が息絶える世界であるゆえに、
種としての根絶は免れない絶滅、
何年も生きられる食料も無いという個としての絶望。
無秩序になるのもしかたがない状況ですから、
起こりうるのは、飢餓、裏切り、暴力、殺人、
極めつけの「共食い」、そこまで書いちゃう
半端なさに半端なく憂鬱になれました。
ハードなBLじゃなくてハザードなBLですよね、これ。


そんな中で救いになるはずの、絶望的な世界で
繰り広げられるはずのラブなんですが、
このラブがもはやラブに見えなかった…。

先日書いた『センチメンタル・フレンド』は、
執着はひどいけどどっちの感情もラブには見えるし、
昨日書いた『FRAGILE』も、片鱗ぐらいは
見えるんですけれども、この作品のラブは
頑張ってもラブとして受け取れませんでした。


亮介を妄信的に愛してるしのぶですけれど、
エゴを押し付けるような重いものです。
亮介の生殺与奪を握る立場にもなったため、
より強制的なものを感じざるを得ません。

そして亮介には愛があるのかすらよくわからず…。
受け入れているのがその証拠なのかもしれませんが、
きっと、崩壊した世界の中での救済は、
歪んでいてもお互いに存在することであって、
そのための手段のようにしか見えませんでした。

しのぶにとっては不幸中の幸い的な「WELL」でしょうけれど、
亮介には不幸中の選択できない手段だったんだろうなあ…、
とラブとは程遠いことを考えてしまいました。
正直、私には理解しがたい。


ついでに、2話目の「HOPE」での主人公であり、
集団のリーダーである田村の救済は、
己の倫理に従い、仲間とともに人間らしく生きること。
だったのですが、倫理観に対しての試練が降りかかり、
どこが「HOPE」なんじゃいという超絶な話でした。
彼の「HOPE」は、人間らしく<死ぬこと>、に
切り替わったのかな。重い話だで…ってこれ、
BLの感想じゃないですよね、どう考えても。


ワーストに入れるかどうか非常に迷いましたけれど、
とりあえず凄い勢いで読めたことは読めちゃったし、
BLと考えなければ…ということで保留です。
鬱々としたい人には是非オススメです。

P.S.
明日からの4日間、けっこう忙しそうなので、
更新できないかもしれません……。
できる限りで頑張ります。
| [BL・小説]木原音瀬 | 22:44 | - | - |
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