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【2011年BL系感想一覧ページ】

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『二遊間の恋』/ピーター・レフコート(2007夏 腐的感想文)
感想の前に。
先日のアンケート発表で、一部誤りがありました。
大勢に変化は無い部分でしたが、アンケートで
集計を間違えるなんて問題外ですよね…。
大変申し訳ありませんでした。


さて、以前に海外小説が得手でないと書いたことが
あるのですが、その理由は2つ。

1・登場人物が誰だか分からなくなる。
2・訳文になじめない。

1は人物表を使ったり、自分の脳みその程度を
諦めるなどでなんとかなります。

しかし2は感覚のため、訳者に委ねる部分が大きいのですが、
この作品は凄く読みやすくかつ面白かったです。
というわけで、腐的感想文その2です。



画像なし
『二遊間の恋―大リーグ・ドレフュス事件』
ピーター・レフコート、石田 善彦(翻訳)
文藝春秋 (1995/02)
[Amazon]

☆あらすじ
ランディ・ドレフュスは長打力、打率ともに抜群、
守備もまた華麗なメジャーリーグを代表する名遊撃手。
また、美人の妻、双子の愛娘、豪邸、etc、つまり
成功者として全てを持つ、メジャーリーガーの鑑だった。
しかしある日シャワー・ルームで、鉄壁のコンビを組む
名二塁手D・Jの褐色の裸体を見たとたん、体の芯から
湧き起こる名状しがたい感情に戦いてしまうことに・・・・・・

*   *   *   *   *   *

あらすじの最後の3行はまるでBLのようですよね、
いきなりノンケがチームメイトに恋をしてしまうだなんて…。
(本家だからハーレクイン?)

しかしBLだったらそこでもう突っ走るのでしょうけれど、
さすが本場もので、メジャーリーガーとしての体面や、
アメリカならではの同性愛への感覚がリアルです。

メジャーリーグがアメリカで人気のスポーツなのは
もちろん知っていましたが、こんなにも体面を
重要視する世界だとは知りませんでした……。
強いアメリカのヒーローでなければならないとは。
まるで相撲の「心・技・体」みたいな感じですね。


その中において、ゲイなのは「ヒーロー」であることの
まったくの逆と扱われることを知っているランディは、
なんとかメジャーリーガーの鑑たろうとするのですが、
恋心へと変化した想いに抗うことはできず、
D・Jとお近づきになるような行動をとってしまいます。

この、自分自身の変化に戸惑いながらもD・Jへと
おずおずとアプローチして、結ばれるあたりが
もんのすごくピュアでいじらしくて激萌えでした。
「畜生、なんでこんなことに……」と言いつつ、
D・Jに恋しちゃってる様子がありありと見えます。
たとえば、こんな描写。

…今の彼に考えられるのは、D・J・ピケットのこと、
そして昨夜ほかのチーム・メイトが眠っているあいだに
彼とともに過ごした時間のことだけだった。
彼は押さない少女のように顔を赤らめた。


金髪で長身の美青年のメジャーリーガーがこんなに
可愛いのは反則だと思います。もう。もっとやれ。(にこにこ)

結ばれてからの幸福感と相反する社会的な立場、
ランディの不審な行動を訝しむ妻、彼らの行動に
疑問を抱く調査員、そして影の主役の記者などから
受けるランディたちの恋の障害はあまりにも大きく、
いつ露見してしまうかわからないスリル。
て露見した後の冷遇、2人が結論を出すラストまで、
苦しいながらもまったく息をつかせぬ展開。
これらが本当に面白くて、海外小説の苦手な私が
なんと2日で読み終えてしまいました。

今は絶版になってしまっているようですが、読む価値ありです。
図書館等でも置いてあるかもしれませんね。
オススメです。


……で、ちょっと面白かった点をあげると、性描写が
翻訳小説らしくてハーレクインみたいでした(笑)
先ほどの引用文の続きはこうなります。

ああ、なんということだ。このとき、体じゅうの血液が
春の雪解け水のように下半身に向かって流れこんだ。
数秒とたたないうちに、彼の下腹部はルイヴィル・スラッガー
(バットのメーカー)のバットのように硬直していた。

だとか、ちょっとシモになってもこんな感じ。

とうとう、このときがきた。生まれてはじめて、
ランディ・ドレフュスは左打席にはいった。
彼は足の位置を決め、バットを短めに握りしめ、スイングした。


バットとスイングという言葉遊びが楽しすぎる…!(笑)
翻訳自体で笑えたのはかなり久しぶりでした。

ちょっと海外小説が苦手な人も、腐れの精神があれば
きっと読みやすいと思います。この点でもオススメ!
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