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【2011年BL系感想一覧ページ】

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- 年間ベスト作品 -
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トウテムポール
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2011年マイベストコミック。
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2010年マイベストコミック。
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2009年マイベストBL小説。
ワーキングの素晴らしさと
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『同級生』/中村明日美子
土曜日曜は膨大な物語を読みたおすのが常なので、
目に見えない不思議なエネルギーを注入された感覚に
陥ることは多いです。これが物語の力って奴かしら。

特にマンガだとあまり時間をかけずに読めるため、
濃厚なエネルギーを短時間で注入された気になります。
『しゃにむにGO』28/羅川真里茂、『不思議な少年』6/山下和美、
『3月のライオン』/羽海野チカあたりはもやもやした
感情が来ました……。(決してもやもやだけではないですが)

反対に、快い感情が流れ込んで、スーッとしたのは
こちらの作品でした。以下、感想です。





『同級生』/中村明日美子
茜新社 (2008/2/15)
【Amazon】




☆あらすじ
合唱祭前の音楽の授業中、同級生でメガネの優等生、
佐条利人(さじょう・りひと)が歌っていないことに
気付いた草壁光(くさかべ・ひかる)。
佐条は歌なんかくだらないのかと思っていたが、
ある日の放課後、だれもいない教室でひたむきに
歌の練習をする佐条の後ろ姿を見た草壁は思わず声をかける…。

*   *   *   *   *  *

この作品は実に美味な王道でした。
1話目はアンソロジーで読んでいたのですが、
そのときはクセのある絵だな、と思いましたが、
こうやってまとまったのを見ると実に王道です。

ストーリーは王道でタイトルのまま、同級生もの。
ふとしたことで仲が良くなったり、属するグループが
異なっているせいで周りからなんやかや言われたり、
進路のことで仲たがいしたりと、まあ王道ネタです。

だけれども、何回言ったかわからないですが、
王道はいいものだからこそ王道ですよね。
この作品を旬の秋刀魚の塩焼きにたとえるとしたら、
この作品、秋刀魚(素材=同級生ネタ)は新鮮だし、
すだちと醤油(=若い恋の甘酸っぱさと味付け)は
効いているし、そして日本酒!(ヒゲオヤジ。嗜好品につき)
この組合せが美味しくないはずがありません。


まあ、そんなことを考えてしまうこの作品の美味しさは、
絵の躍動感から生み出されていると思いました。

好みかどうかと聞かれると即答できない絵ながら、
流線型の絵がコミカルだったり、美しかったり、
ポップだったり、色っぽく見えたりと千変万化する、
生きている人間のころころと変わる表情のような
躍動感がありました。セリフのテンポの緩急が
ころころと変化し、また吹き出しの形も独特で、
それに一層拍車をかけているような気がします。


人物もふわふわしているようで核がしっかりしているキャラです。
「佐条がそーゆう頭いー高校落ちてくれたからさ
同級生になれたんじゃん 俺タチ」なんて、
人によってはナイーブになっちゃうところを、
さらっとプラスに考える(たぶん)攻めの草壁も、
「お前がそばにいるから それだけでいい」なんて
さらっと殺し文句を言っちゃう(おそらく)受けの
佐条も、とても可愛くて微笑ましくてまぶしい!
(おそらく、というのは本番行為がないからです。ピ、ピュア!)


ヒゲオヤジ(35歳だけれどその資格あり)編も、
もちろん書き下ろしの逃避行も大満足の一冊でした。
高校生、ピュア、爽やか……そんな王道中の王道を
読みたいあなたに、ぜひオススメです。
| [BL・コミック]その他の作家・混合 | 20:09 | - | - |
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