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【2011年BL系感想一覧ページ】

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『俎上の鯉は二度跳ねる』/水城せとな
いまさら桜とピンクもないだろう、ということで、
先回りして梅雨+夏バージョンに変更しました。
壁紙が微妙に気に入らないのでまた変わるかもです。

さて、ちょっと珍しいことに昨日に引き続き、
3年ぶりの続編感想となる『俎上〜』です。
前巻の『窮鼠〜』のときもそういや感想を書いたはず、と
自分の記事を読み返してみたら、全然書き方が違う!
驚きを通り越して消したくなりました。

成長なのか退化なのかわからないのですけれど、
月日は百代の過客ですなあ……飛躍しすぎか。

まあ、そんなことは置いておいて、あいかわらずに
今ヶ瀬と恭一はダメダメでした。以下、感想です。

俎上
『俎上の鯉は二度跳ねる』/水城せとな
小学館 (2009/5/8)
【Amazon】
(現時点では品切れで価格が高騰中、
ネット書店以外で買ったほうがよいかと)

☆あらすじ
妻と離婚した恭一は今ヶ瀬との微妙な関係が今も続いていた。
今ヶ瀬に抱かれることに慣らされてゆく日々。
ところが、恭一に思いを寄せる会社の部下・たまきの
存在が2人の関係を大きく揺るがし始めることに……

*   *   *   *   *   *

前作の印象だと、煮え切らない流され侍の恭一が
流されて逃げてそれでも結局今ヶ瀬を手放せず、
今ヶ瀬とのセックスを受け入れた(文字通り)…という、
恭一のダメっぷりが目立っていたように思いました。

しかし、今作では、恭一はあいかわらず揺れる上、
今ヶ瀬が執着だけではないねじくれた愛情の回路を
持っていることが発覚し、なおややこしくなります。

ただ、振舞いが違いつつも2人に共通しているのは、
もともとの性的指向から来る葛藤なのです。

恭一はヘテロだったために、男に愛されることを
享受しながら元々の性的指向との折り合いに悩み、
今ヶ瀬は、愛されることを求めながら、ヘテロの男の
愛は刹那なものと考え失うことを恐れます。
前作みたいに、今ヶ瀬が追っているだけなら恭一の
非に見えたものが、互いに向き合ったとたん、
どちらも正しいようで正しくも無いようにみえます。

この悩みは愛しあわなければ解決になりますが、
かといって愛さずにはいられない。
そこをぐるぐるぐーるぐる、近づいてはすれ違い、
別れては交しあい……それだけなのに、
なんて圧倒的でリアルで重苦しいんでしょうか。

でも、それを繰り返すことが、この2人にとっては
今ヶ瀬の求めていた「絆」なのかもしれないと思わせる、
妥協のようで妥協でない確固たるラストが素敵です。
妥協のスペシャリストの恭一らしい結論!(笑)

と、こんな風に申しましたが、恭一は前作に比べて
明らかに男前になりました。
「この恋の死を俺は看取る」ってかっこよすぎだろ……!
(付き合いたいとは思わないけれど。)

今ヶ瀬はより複雑で不幸そうなキャラになりましたが、
↑のモノローグが流れているときの表情を見ていたら
充分幸せそうなので、やっぱりその結論で
よかったんだな、と思えました。


女性が深く絡まないとできない、ある意味BLでは
禁じ手とも言える技を非BLレーベルで見事に使い、
男同士の関係を描いた水城さんに感服です!

ちなみに『窮鼠〜』『俎上〜』に収録された書き下ろしの
おまけマンガはそれだけでも買う価値ありでっせ!
(特に『俎上〜』の今ヶ瀬の妄想は爆笑しました)

1個だけ文句を言うとすれば帯かな。
「ケータイ少女まんがだから、ココまで見せちゃう
って、……他のを読んだことないくせに、他と一緒に
せんといて!と言いたくなるのは何故なんだろう。

話がそれましたが、2冊買っても1000円しません、
ドロリとした作品がいけるならぜひ!

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